
人の暮らしに関わる上…。
昨年暮れに、ご縁を一昨年からいただき、2年目となる介護支援専門員実務者研修等の「介護支援専門員の倫理」の単元を受け持たせていただきました。 昨年も介護支援に関わる専門職による、利用者との金銭含む財産に係る事件等が報道されました。その被害は数千円の現金から家や土地を巡る事態もあったようです。目に見える被害は、その報道等で知ることはできますが、被害にあわれたご本人やご家族、また、加害者の周囲の人たちなどに与えた影響は、想像に耐えないと思います。 介護支援専門員としての倫理は、すでに関係団体の倫理綱領などにも定義されており、紹介もさせていただきました。ただ、私は、哲学や宗教家ではなく受講されていた皆さんと同様に実務者としてお話をさせていただきました。 おそらく、多くの専門職が「倫理」観をもって職務に従事をされていることと思います。しかしながら、その与えられた役割そのものとは別に、私個人の経験や考えと倫理観が多少なりともぶつかり合う瞬間というのが存在することもあるのではないでしょうか。 こうした葛藤を職場の仲間や同僚に相談することもあるかと思いますが、で