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必要とする人に届けられるように。

9/2 太田市消防本部主催による医療講演会に、当法人理事である頴原先生が登壇し、認知症に関する講演をされました。
消防職員の方をはじめ、医療従事者や住民の方々が参加いただき、講演最後に、認知症予防への取り組み活動の紹介や見守りキーホルダー登録についてもお話していただきました。
講演終了後、消防署長さんや救急隊の方から見守りキーホルダーの利用方法やその連絡等についてご質問いただくなど、関心をもっていただくつながりをいただきました。

冒頭の服部消防長(太田市消防本部)さんのご挨拶で、太田市は昨年1万件を越える119番通報があり、そのうちの約9千件が救急搬送事案。そして、その救急反応の約51%が高齢者が対象であったとのことです。ますます、通報や高齢者の搬送事案は増えると想定をされているとお話がありました。
こうした実情の中で、見守りキーホルダーが1つのサポートアイテムとして受け入れていただけるよう、たくさんの人の力をお借りして実施していかなければならないと感じました。
救急車の派遣コストは40,000円を越えるという試算を聞いたことがあります。救急隊が駆けつけてから、応急手当、搬送先手配、搬送、病院との引継ぎと受け入れ確認など一連の流れを考えても数時間を要するわけですし、そこで、搬送対象者が「誰」であるか分からないとか、「関係者」が不明となればさらに時間とたくさんのマンパワーを必要とするわけです。
今回は、認知症の講演をきっかけにして、消防署とつなげていただきました。

 2年前に市の担当課長さんにおつなぎいただいて消防署へご紹介にあがったときに、1000名とは言わないけど200名くらい登録が出てきたら…。と言われたことを思い出し、今回の御縁に感謝です。

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